片山に続け! F1レーサーを目指す、新「右京」 [F1]
現在は登山家、自転車の選手として活動していますが、
かつて「カミカゼ・ウキョウ」といわれた元F1レーサー、片山右京さん。
その片山さんの熱狂的なファンのご夫婦が、生まれた子どもに「右京」と名付けました。
自分の子どもに、好きな有名人・著名人の名前を付けるのはよくあること。
その人のように育ってほしいという願いを込めるわけですが、人生は人それぞれ。
スクスクと健康に育ち、自分の人生を歩んでくれればいいわけで。
ちなみに、浅草キッド・水道橋博士のお子さまの名前は
長男が「武(たけし)」さん、長女は「文(ふみ)」さん。
言うまでもなく、武さんは師匠の北野武さんから、
文さんは放送作家の高田文夫さんにあやかったそうです。
「右京」さんの話に戻りましょう。
右京と名付けられ、見事なくらい、名前どおりに育っている人がいます。
彼の名は、笹原右京。
現在17歳で、オーストリアで留学生活を送りながら、
F1レーサーへの道を順調に歩んでいます。
自動車修理工場を営むお父さんは元ダートトライアルのレーサーで、
お母さんもとにかくモータースポーツが好きですから、
笹原さんは6歳のときにレーシングカートデビュー。
13歳でカートの世界ジュニアチャンピオンに輝き、
2010年からはヨーロッパのレースに挑戦。
そして、2013年にフォーミュラカーレースにステップアップしました。
フォーミュラカーレースの最高峰、F1レースに手が届きそうなところまできています。
笹原さん本人も3年後にはF1レースに出場し、
目標は“F1世界チャンピオン”と大きな夢を持っています。
ただ、モータースポーツの世界は、
とんでもなくお金がかかるので、それが最大のネック。
昔は優秀なドライバーであればF1に乗るチャンスがあったのに、
いまはスポンサーが付いているお金のあるドライバーしか参戦できないのが実状です。
笹原さんも、いまスポンサーや寄付を求めています。
それをなんとかクリアして、
新「カミカゼ・ウキョウ」がF1マシンでサーキットを疾走する姿を見たいものです。
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