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なまはげ11匹が秋田県庁でPR。数え方って「匹」!? [うんちく]

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2月4日、なまはげ11匹が秋田県庁に来て
「うぉー、ちゃんと仕事してらがー」「なまげでるやつはいねがー」と、
職員に活を入れたというニュースをテレビで見ました。

これは男鹿市で2月7日〜9日に行われる「なまはげ紫灯(せど)まつり」のPRの一環で、
佐竹敬久秋田県知事に男鹿の観光予算増額を陳情したそうです。

なまはげたちも「男鹿さ遊びに来てけれよー」と言ってました。

このニュースを見て思ったのは、
なまはげって1匹、2匹、3匹…って数えるんだなーということ。
動物と一緒なんだね。
でもさ、「匹」ってネコとかイヌとか、わりと小さい動物を数えるときで、
大きくなると「頭」ですよね。ウシとかウマとかライオンとか。

なんで、なまはげは「匹」と数えるのか調べてみました。

まず、なまはげについて。
なまはげは秋田県男鹿地方に伝わる伝統的な民俗行事で、
正確なルーツはわかっていないらしいです。
山の神様の使いとして里におりてきて、怠けてる人を叱ったり、
災いを祓ってくれます。基本的には、いい人なんですね。

「なまはげ」という名称は、冬にいろりにあたっていると
手足に「なもみ」「あま」と呼ばれる低温やけどができることがあって、
それを剥いで怠け者を懲らしめるという意味で
「なもみ剥ぎ」→「なまはげ」になったそう。

秋田って山が多いから、地域によっていろいろ違うらしいけど、
赤い面が「じじなまはげ」青い面が「ばばなまはげ」って言うんだって。
もしかして、なまはげってお年寄り!?

ま、それはともかく、「匹」と数える有力な説を見つけました。

伝説なんだけどね、
紀元前、漢の武帝が不老不死の薬を求めて、男鹿半島に上陸したそうな。
そのときに5匹のコウモリをお伴に連れていて、
そのコウモリが鬼に変わってなまはげになったらしい。

コウモリは小さいから「匹」って数えるよね。
だから、なまはげも「匹」でいいのだそうです。

ふーん。っていう感じですけど、僕が調べられたのはここまででした。

さ、なまげずに仕事するべがー。←いんちき秋田弁(笑)

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