ヤクルト西浦、開幕試合・新人・初打席・初球ホームラン! [スポーツ]
今年もプロ野球が始まりましたが、開幕戦でスゴい記録が飛び出しました。
ヤクルトの新人・西浦直亨(にしうらなおみち)選手が、
初打席でいきなりホームラン、しかも初球。
これって、ものスゴいことだよね。
西浦選手は、天理高校→法政大学で活躍し、
去年のドラフト2位でヤクルトへ入ったのね。
天理高校時代、3年夏の県予選のときに、なんと打率8割を記録。
法政大学でも4番バッターで、全日本メンバーにも選ばれました。
バッティングもいいけど、守備に定評があり、
引退した宮本選手に代わる内野の要として見込まれた逸材です。
ドラフトで入ったばかりの新人が開幕戦でデビューするのもたいしたものだし、
プロになって最初の打席だよ。ふつう緊張するでしょ。
打席に入って、最初にきたボールを振ることだけでも思い切りがいいし、
それがホームランなんて、スゴすぎます。
しかもレフトスタンド中段へ飛び込む3ランホームラン。
相手ピッチャーの横浜DeNAベイスターズ・三嶋投手が
法政大学の1つ上の先輩なので、知っているという安心感はあったかもしれないけど。
今年80周年を迎えたプロ野球の歴史で、
開幕戦で新人選手が初打席でホームランを放つのは64年ぶり2人目(セ・リーグでは初)。
64年ぶりって、誰も覚えてないくらい、ものすごーく昔なわけで。
それだけめずらしいってことで、初球ホームランはプロ野球史上初です。
西浦選手は「チャンスだったので、積極的にスイングしていこうと決めていました」。
すばらしい積極性です。
開幕スタメンに抜てきした小川監督も
「本当にビックリ。ホームランは期待できるタイプではなく、
守備の安定感を期待していた」とうれしい誤算に満面の笑み。
開幕戦からこんな記録が生まれるなんて、今シーズンも楽しくなりそうですね。
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