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『リュウグウノツカイ』見つかる! 地震の前兆!? 食べられるの!? [話題]

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何の用事で来たのかわからないけど、
3月31日、宮崎県の日南沖で、深海魚のリュウグウノツカイが見つかりました。

水深約45メートルの定置網にからまって死んでたんだって。
体長は約3.3メートルあり、県立博物館で骨格標本にされる予定です。こんな感じかな。

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最近、深海生物ダイオウイカが打ち上げられたり、
巨大アンコウが捕獲されたり、めずらしいこと多いよね。

リュウグウノツカイも、今年の1月に岡山県と兵庫県、
2月に高知県、3月に山口県と長崎県で見つかっています。けっこういるんだね。

でもさ、「竜宮の使い」というネーミング、なんかロマンありますよね。

日本ではアカマンボウ目リュウグウノツカイ科リュウグウノツカイ属なんだけど、
アメリカでは「Oarfish(オールフィッシュ)」。船を漕ぐオールに似てるからだって。
アメリカ人は、ロマンがないなぁ(笑)。

銀白色のカラダをしていて、ヒレが赤いから、世界各地の人魚伝説の多くは、
このリュウグウノツカイに基づくものらしいです。
古くからある日本の人魚伝説も「白い肌と赤い髪」とあり、
リュウグウノツカイの特徴と一致します。

またリュウグウノツカイが打ち上げられるのは地震の前触れで、
地震が起こることを伝えに来たという説がありますが、専門家は迷信だと言ってます。

たまたまリュウグウノツカイが見つかったあとに
大きな地震が起きたことがあったりしたのと、
リュウグウノツカイの神秘性にむりやり結びつけちゃったのではないでしょーか。
だって、わりとしょっちゅう打ち上げられているわけだし。僕も迷信だと思います。

それと、海にいるものは、なんでも食べちゃう日本人。
最近は「グソクムシ」をメニューに加えたレストランがあって
話題になりましたが(ダイオウグソクムシについては、コレ読んでね)、
もちろんリュウグウノツカイだって食べちゃいます。

1月に岡山県で見つかったリュウグウノツカイは、
標本にいかが? 研究資料にしない? と、いろいろな機関に連絡とったけど、
「必要ありません。けっこうです」と、どこも引き取ってくれなかったので、
「じゃ、食べてみよー!」ということに。

食べた方のブログによると、食感はたまごの白身っぽいらしい。
あらゆる調理法を試みたら、部位によっては
鶏のハツや牛の白モツのような味でおいしかったそうです。

もちろん、いままでリュウグウノツカイを食べた人はたくさんいて、
魚類学者のさかなクンも「上品ながらさっぱりとしたおいしさの中に脂ものって、
思いのほかおいしい。たとえて言うなら、地鶏の肉に似ている」と絶賛しています。

僕はあまり食べたいとは思わないけど、実物は一度見てみたいです。

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