パイロット不足! いまからパイロットになれる!? [雑感]
パイロットが足りないらしい。
格安航空会社(LCC)が増えて、安い値段で飛行機に乗れるのに、
操縦してくれる人がいないんだって。
ピーチ・アビエーションは、5〜10月に2000便も欠航すると発表したし、
バニラ・エアも6月に154便欠航しちゃいました。
なんでパイロットが足りないかというと、みんなおじさんになっちゃったから。
ベビーブーム世代のパイロットがどんどん退職し、
若いパイロットが増えてないのだそうです。
僕は子どものころ、将来の夢を聞かれると、
「パイロット」とか「宇宙飛行士」と答えてました。
中には「仮面ライダーになりたい」と答えてた子もいたけど。
女の子は「お嫁さん」とか。
パイロットは、あこがれの職業だよね。そっかー、足りないのかぁ。
じゃ、子どものころの夢を追いかけて、いまからなれるものなのでしょーか。
パイロットになるには、まず航空会社か航空大学校に入るじゃん。
そこで一生懸命勉強して、定期運送用操縦士、
事業用操縦士、自家用操縦士という資格を取ります。
ジャンボとか大型飛行機を操縦するためには、定期運送用操縦士の資格が必要で、
これがチョー難関らしい。
ヒャー、考えただけで大変そうだ。勉強の苦手な僕には無理だなぁ。
それで、がんばって試験に合格して航空会社に入社し、
地上での仕事をしてから副操縦士として10年くらい経験を積んで
機長に昇格というのが一般的なルートなんだって。
この航空会社に入るのも、めちゃめちゃ狭き門だよ。
筆記試験、面接、操縦試験など、第6次試験くらいまでいろいろな選考があって、
みんなむずかしいのだけど、これらをクリアしても
最終試験のひとつ前の身体検査がとにかく大変らしい。
身体検査は2日間かけて行われるんだけど、
健康体だと思ってる人でも70%はダメなんだって。
それだけ厳しくしないと、乗客の安全を考えたら当然かもしれないけどね。
コミック「宇宙兄弟」でも六太の試験は大変だったもんね。←ちょっと違う!?
ということは、ズバリ!(マルちゃんに出てくる丸尾くんふう)、
いまからパイロットになるのはかなりむずかしいでしょう。
ていうか、限りなく無理でしょう。
でも、20代前半の健康な若者にトライしてもらいたいなぁ。
そうしないと、僕たちが安い飛行機に乗れないもんね。
がんばってくれ、若者たち!
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