「ひょう」と「あられ」の違いは!? [うんちく]
いま、すっごい台風がきてるよね。
きょう(7月10日)の午前中に九州に上陸して、あしたは東日本に接近しちゃうらしく。
大雨が予想されてますので、警戒が必要です。
台風も怖いけど、最近集中豪雨とかもあるので注意しないとね。
先月は東京でもひょうが降って、大変な思いをした人も多かったようです。
写真は、そのときの様子。こりゃ、たまらないっす。
で、この「ひょう」と「あられ」の違いって、知ってました?
ひょうは動物で、あられはおせんべい。
ということではなく(←おやじギャグでした。すみません)、
どちらも空から降ってくる氷の粒で
原因や成分などはまったくおんなじものだそうです。
じゃ、どうやって区別するのさ!? というと、サイズ。
直径5ミリ以上が「ひょう」で、5ミリ以下のものが「あられ」なんだって。
あられのほうが小さいんだね。
さらに、白くて不透明なのを「雪あられ」、半透明のは「氷あられ」と言うそうです。
「ひょう」は初夏、「あられ」は初冬に降ることが多いので、
俳句では「ひょう」は夏、「あられ」は冬の季語。
うーん、ちょっと勉強になった(気がする)。
それから「みぞれ」っていうのは、雪が溶けかけて雨まじりに降るもの。
みぞれはビシャビシャ濡れちゃうだけだけど、
ひょうとあられは氷の粒だから、ガラスが割れたり、ケガをしたりすることも。
ちなみに世界最大のひょうは、
1917年6月29日に埼玉県熊谷市に降ったもので、直径29.6cm、重さ3.4kgだって!
ヒャー、カボチャくらいあるよ。そんなのが降ってきたら大変ですね。
みなさま、ひょうとあられと台風には、くれぐれもお気を付けくださいまし。
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