犯罪を知らせた女性のアイデアとオペレーターの機転 [話題]
イギリスのメディア「Metro」で紹介されて、
いまネットユーザーで話題になっている、ある緊急通報電話の話。
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緊急通報電話って、日本で言えば「110番」と「119番」。
ヒャー、大変だぁ! というときにかけるわけだけど、
たぶん間違い電話やイタズラもけっこうあるよね。
この話は「911番」だから、
アメリカで起きたことかもしれないけど(ちなみにイギリスは999番)、
ある日、こんな電話がかかってきました。
以下は、電話をかけてきた女性とオペレーターの実際のやりとりです。
オペレーター:911です。どこで緊急事態が発生しましたか?
女性:メインストリートの123番地です
オペレーター:OK、何が起きたのですか?
女性:ピザを注文したいのですが
オペレーター:奥さん、あなたは911に電話していますよ
女性:はい、わかってます。ラージサイズで、半分はペパロニ、もう半分はマッシュルームとピーマンのハーフアンドハーフをお願いできますか?
オペレーター:うーん、申し訳ありません。あなたは911に電話していることをわかっていますよね?
女性:はい、どのくらいかかりますか?
オペレーター:OK、奥さん。緊急事態ですか?
女性:はい
オペレーター:誰かがそこにいるから、正直な話ができないのですか?
女性:はい、そうです。どのくらいかかりますか?
オペレーター:そちらまで約1マイルのところに警官がいます。あなたの家に武器はありますか?
女性:いいえ
オペレーター:このまま会話を続けることはできますか?
女性:いいえ。それでは、ありがとう
この電話のあと、オペレーターは電話がかかってきた住所を検索したところ、
過去にDV(家庭内暴力)事件の履歴がありました。
そこで、すぐに警官がその住所へ急行。
そしたら、ボコボコに殴られていた女性と、
ベロベロに酔っ払ったボーイフレンドがいたんだって。
女性は助けを呼びたくても呼べないので、
ピザをオーダーするフリして、911にかけたわけで。
オペレーターが気付いて、機転をきかせてくれてよかったよね。
ふつうは「おいおい、ここは911だぜ。間違うなよ、ベイベ」(←ドラマのセリフ風)
とか言われて、ガチャンでしょ。
「まったく、世話の焼けるレディだぜ」(←まだドラマのセリフ風)
となっても仕方ないと思うよ。
緊急通報電話のオペレーターって、とっさの判断や機転が必要になる大変な仕事だね。
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このオペレーターの機転は凄いなぁと思った。
自分だったら果たして機転がきくだろうか?
by miata (2014-11-01 13:55)
こんにちは。
なんだか、この話の女性、可哀想ですね。
by musselwhite (2014-11-01 22:49)
機転を利かせられる人間になりたい
by さきしなのてるりん (2014-11-03 18:43)