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宮里優作、プロ11年目で悲願のツアー初優勝 [ゴルフ]

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宮里3兄弟(聖志・優作・藍)の次男・優作選手が、
ゴルフ日本シリーズJTカップで悲願の初優勝を達成しました。

アマチュア時代に数々のビッグタイトルを獲得し、
東北福祉大学在学中から主催者推薦でプロツアーに参加するなど、
まさに鳴り物入りでプロデビュー。

飛距離は出るし、フォームはきれいだし、
将来のゴルフ界を背負う逸材とも言われました。

ところが、勝てない。
いいところまではいくんだけど、勝利の女神は微笑んでくれません。

ツアーの最終日・最終組は、16回目。トップで最終日を迎えるのは4回目です。
いままでの最高順位は2位で、6回もあります。

誰もが認める実力者の優作選手が優勝できないのは
「ゴルフ界の七不思議」とも言われていました。

ようやく、七不思議の1つが消滅です。

最終18番。
2位の呉阿順選手(中国)とは3打差なので、ダブルボギーでも優勝できます。
でも、何が起きるかわからないのがゴルフで、
18番はパー3なのに、グリーンの傾斜がめちゃめちゃキツい難ホールです。

優作選手はティーショットでグリーンをとらえることができず、ボールはラフに。

セカンドショット。
フワッと上げるアプローチを打つ予定だったと思うのですが、
クラブの刃の部分でボールをヒットしてしまう、痛恨のミスショット。
勢いのあるゴロがピンを無視して、グリーンを転がって行ってしまいます。
大きめのグリーンだったのですが、傾斜がキツいこともあり、
ボールはグリーンを通り越して反対側のラフへ。

うわっ、またラフからだ。でも、ダボでいいんだから、
このアプローチをピンそばに寄せて、2回以内でカップインすればいいわけで。

3打目となるアプローチ。
今度は絶妙なタッチで、ボールはカップ方向へ。そして、カップの中へ!
入った、チップインパーです。ミラクルショットで優勝です。

優作選手はひざから崩れ落ち、目には歓喜の涙が。
ホールアウト後、宮里ファミリーが集合し、抱き合い、喜び合ってました。

僕もチップインパーの瞬間から、もらい泣きです。

「あきらめかけたこともあったけど、スタッフや家族に支えられて
ここまで来ることができました。勝てないことで妻にもツラい思いをさせたので、
これからは本当に幸せにしたい」と声を詰まらせながらの優勝のコメントを聞いて、
さらに涙が出ちゃいました。

解説の青木功さんと丸山茂樹さんが言ってましたが、
プロゴルファーというのは、とにかく1勝さえしてしまえば、
2勝目、3勝目と続くのだそうです。

来シーズンの活躍が楽しみです。

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