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大山捨松「鹿鳴館の華」、八重の桜に登場! [雑感]

きのう(10/20)の「八重の桜」観ました?

僕は毎週欠かさず観ていますが、きのう登場した、
水原希子さん演じる山川家の娘「捨松(すてまつ)」について書きます。


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山川家というのは会津の国家老を務めた名家で、家長は山川浩(玉山鉄二さん)。
会津戦争のときに伝統芸能「彼岸獅子」を舞いながら、
敵に包囲された鶴ヶ城に入城する離れ業を演じ、「知恵の山川」と称えられた人です。
たしか子どものころは、八重(綾瀬はるかさん)のことが好きだったんですよね。

弟が勝地涼さん演じる山川健次郎。アメリカの名門・イェール大学に留学し、
のちに東京・九州・京都の各帝国大学総長を歴任する優秀な学者です。

捨松(水原希子さん)は、浩、健次郎の妹です。

「捨松」なんてヘンな名前ですが、これには理由があります。
捨松の幼名は、咲(さき)。
山川家の娘なので、きっと頭が良かったのでしょう。
11才のときに日本初の女子留学生として、
岩倉具視使節団に加わってアメリカへ留学することに。
そのとき捨松のお母さん(秋吉久美子さん)が
「一度捨てたつもりで帰国を待つ(松)」という意味で「捨松」と改名させたのです。

捨松はアメリカの大学でもとても優秀で、
講演会を開催し地元の新聞に取り上げられたり、卒業式では総代だったそう。

アメリカの大学を卒業した最初の日本人女性は、捨松です。

その留学から帰って来たのが、きのうのシーンですね。

11才から22才までアメリカで過ごしていたので、
言葉も考え方もすべてアメリカナイズドされ、
日本語がヘタになっていたというのは事実のようです。
きのうもずっと英語で話してましたものね。

その後、捨松は大山巌(反町隆史さん)と結婚することになりますが、
この結婚がスムーズにいくわけがありません。
大山巌は、会津戦争のときに薩摩軍の砲兵隊長として鶴ヶ城を攻めていたのですから。

山川家は当然大反対するのですが、
大山の熱意に押し切られたかたちでゴールイン。

はじめは大山が捨松の美貌と知性に一目惚れしたらしいのですが、
大山もヨーロッパに留学経験のあるジェントルマンだったので、
二人はデートを重ねるうちに、捨松のほうが大山に惹かれていったようです。

仇敵・大山巌と捨松の結婚は、地元会津では衝撃的なニュースで、
山川家には抗議の手紙が殺到したといわれています。

結婚式は、そのころ完成したばかりの鹿鳴館で行われ、
1,000人以上を招待した盛大なものでした。

結婚後、伯爵夫人となった捨松は、
明治政府の高官や諸外国の外交官などの社交場だった鹿鳴館で、
当時の日本人女性としてはめずらしい長身、美しさ、センスに加え、
英語・フランス語・ドイツ語を操る語学力、頭の良さから
「鹿鳴館の華」と称賛されました。

捨松は、そのあと看護学校の設立や日本赤十字社の活動をはじめ、女子教育に尽力。
まるで新島八重さんのような活躍をするのですが、
八重の桜でどう描かれるかはわかりません。

八重の桜ファンの僕としては、今後がますます楽しみになってきました。


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