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掃除機コード、黄色い印「もうすぐ終わり」は勘違い!? [うんちく]

掃除機コード.jpg

「へぇ~、そうだったんだぁ」と「へぇへぇボタン」を押したくなったのが(←古すぎ)、
掃除機のコードに付いてる黄色と赤の印のこと。
最近テレビで紹介されてから、ネットのニュースなどでも盛り上がってるので
知ってる人も多いと思うけど。


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黄色い印は「もうすぐ終わり」ではない!?

掃除機本体に収納されているコードをズンズン引っ張り出して
最後に近づくと黄色い印が出てくるよね。
この黄色い印は「もうこれ以上引っ張っちゃイヤよん」だと思ってたわけで。
ずーっと、ずーっと、子どものころからそう思ってたんだけど、実は間違いみたい。

「使用する際は、黄色い印まで引っ張り出した状態で使ってください」なんだって。
「へぇへぇ」でしょ(←しつこい!?)。

黄色は信号と同じで「気を付けましょう」ってふつう思うのにね。

で、最後まで引っ張ると出てくる赤い印は
「限界なので、これ以上引っ張っちゃダメよん」です。これは思ってたとおり。


JISのルールで決められている印

この黄色と赤の印は、JIS(日本工業規格)で決められてるんだって。
さらに、黄色と赤の印の間隔は、80cmがお約束。

コード巻き取り式の場合、ここまでだよって赤い印を付けるのはわかる。
でも、黄色い印を付ける理由は、JISのルールには書いてなくて、
とにかく付けなさいってことらしい。


メーカーの回答は!?

三菱電機のサイトには
「コードは、黄色い印まで出しましょう」
「赤い印は、それ以上引き延ばしたら断線などの故障の原因になります」。

じゃあ、なんで引っ張り出して使うかというと、
三菱電機は「コード収納部分の近くにあるモーターの発熱により、
コードに負担がかからないようにするため」だそうです。

パナソニックの回答は
「モーターの発熱というより、コードを短く出した状態で掃除をはじめて、
徐々に遠くまで掃除しようとするとコードが引っ張られて断線するおそれがあるため」。

ダイソンの取説には
「使用時は、電源コードを黄色い線まで十分に引き出してご使用ください。
また、赤い線以上に無理に、急激に引き出さないでください。断線の原因となります」と、
パナソニックと同じことが書いてあります。

また、東芝の取説には
「電源コードの損傷を防ぐために、掃除するときには電源コードを十分に引き出す。
ただし黄色いマークより長く引き出すと断線の原因になります」という注意書きに加えて、
「電源コードは黄色マーク以上に引き出さない」と書いてあります。

これは「ここまで引き出して使ってね」と
「もうすぐコードが引き出せなくなるよ」の両方の意味が込められてるそう。


メーカーによって、モーターの発熱や引っ張られることによる断線だったりするけど、
いずれにしても黄色い印まで引き出して使うのは正解のようです。


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コメント 5

DANKAI_Gen

おいらもそうですが、大半の人は家電品の取説は読まない。
ということで知りませんでした。
いろいろ知らないことありますね。
by DANKAI_Gen (2015-09-09 10:50) 

ひろし

勉強になりました(^^)
いつもテキトーに出しただけで使ってました。

by ひろし (2015-09-09 20:27) 

Dragon

初めて知りました。
勉強になりました。
by Dragon (2015-09-10 08:02) 

ぽちの輔

そういうマークだったんですね^^;
by ぽちの輔 (2015-09-10 08:19) 

kawasemi

了解です。
by kawasemi (2015-09-10 10:19) 

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