武豊騎手の大記録達成と福永騎手3冠獲得 [競馬]
2013年の競馬界を僕なりに振り返ると、
武豊騎手の復活と福永祐一騎手の活躍が印象的です。
まずは、天才・武騎手の復活。
1月にJRA初の通算3,500勝を達成し、2月の京都記念をトーセンラーで勝って
デビューしてからの連続重賞勝利を27年に更新しました。
通算3,500勝というのも気の遠くなるような数字ですけど、
毎年かならず重賞レースで1つ以上勝っているのもスゴいことです。
さらに、ダービーではキズナで歴代最多の5勝目を飾りました。
ダービーで勝ったときの「僕は帰ってきました!」のコメントには
感動させられちゃいましたよ。
武騎手は落馬するなど、ここ数年はダメダメでした。
岩田康誠騎手や戸崎圭太騎手など地方競馬出身騎手の台頭や、
福永祐一騎手や浜中俊騎手ら後輩ジョッキーの躍進もあり、
そろそろ限界かともささやかれていました。
ところが、11月のマイルCSをふたたびトーセンラーで優勝し、
地方、海外を含むG1レース100勝(うちJRA68勝)の金字塔を打ち立てました。
さらに、毎年12月に行われる朝日杯FSを勝てば、
22競争あるJRAの平地G1をすべて制覇したことになります。
これらの記録を次々と樹立していく
武騎手以上の騎手はしばらく現れることはないでしょう。
「今年は再スタートのつもりで仕事に取り組んできた。
来年も今年以上に自分を高めたい」と言っているので、
2014年もユタカ・イヤーになるかもしれません。
もう1人、今年がんばったのが福永祐一騎手。
元フジテレビアナウンサーの松尾翠さんと結婚もしたし、
リーディングジョッキーになりました。
ちなみに、福永騎手と武騎手は実家が隣同士なのだそうです。
今年のリーディングジョッキー争いは、100勝以上が7人というかつてない激戦。
福永騎手が131勝を挙げて、見事ゲットです。
勝利数ランキングは、下記。
1位:福永祐一 131勝
2位:川田将雅 120勝
3位:浜中俊 119勝
4位:内田博幸 114勝
5位:戸崎圭太 113勝
リーディングジョッキーに加え、賞金部門でもトップ、
さらにMVJ(Most Valuable Jockey)にも選ばれ、3冠を獲得しました。
賞金をガッポリたくさん稼いだので、
来年の春には赤ちゃんが産まれますが、生活は安泰ですね。
また、MVJというのは2013年に新設された賞で、
JRAと地方・海外の指定レースを合わせた成績を「勝利度数」「勝率」
「獲得賞金」「年間騎乗回数」の項目で順位付けし、
その総合得点で競うというものです。
武騎手と福永騎手には、来年もぜひがんばっていただきたく。
僕もこの2人を中心に馬券を買って応援します。
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