死んだダイオウグソクムシのこと、知ってた? 好き? グロい?

三重県鳥羽の水族館で、5年以上エサを食べなかった
「ダイオウグソクムシ」が2月14日に死にました。


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へぇ、そうなんだー。
で、ダイオウグソクムシって何!? と思って調べてみました。

写真を見たら、なんだかグロいなぁと思ってしまったのですが、
ダイオウグソクムシというのは、メキシコ湾などの深海に生息する
世界最大の等脚類で、体長20〜40センチ、最大50センチちかくにもなる
ダンゴムシの仲間だそうです。
体重は1キロ以上あるんだって。大きな虫ですね。

眼は約3,500個の個眼からつくられた複眼で、触角は2対、脚は7対の符節。
一番うしろの脚の先っちょにヒレみたいのがあって、
背中を海底に向けてクネクネと泳ぐそうです。
背中を海底ということは、水泳でいえば背泳みたいな感じでしょーか。

外敵から攻撃されると、体を丸めて身を守ります。
いちおうダンゴムシの仲間ですからね。

海の底に沈んできた魚の死骸などを食べるので
「深海の掃除屋」と言われているそうだけど、あまり食欲は旺盛ではないみたい。

だって、今回死んだダイオウグソクムシは、5年と43日も絶食していたのですから。

5年前の2009年1月にアジを食べて以来、なーんにも食べてないんだって。
死んだとき胃の中には何も入ってなかったそうです。
ヒャー、よく生きていられたなぁ。

その生命力の強さが人気を集め、マニアがたくさんいるらしい。
ぬいぐるみは人気アイテムだし、iPhoneのケースもあるよ。

僕は今回死んじゃったということで、
ダイオウグソクムシのことを知ったけど、そういう人も多いハズ。

水族館も「エサを食べさせることができず残念ですが、
ダイオウグソクムシという生き物を有名にしてくれたことに感謝したいです」
と話しています。

“死して名を残す”という功績を挙げた、ダイオウグソクムシ界(!?)のヒーローですね。


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