コアラが木にくっついてる本当の理由 [うんちく]
コアラってさ、いっつも木にくっついてるよね。
たいていユーカリの木にしがみついてて、
気が向くとユーカリの葉っぱをムシャムシャ食べる。で、寝る。
1日18~20時間くらい寝てます。
ついでにウンチも木の上でする。
ときどき地上を歩いたりもするけど、
ほとんど木の上で暮らすナマケモノみたいな動物だよね。
食べ物あるし、寝るのが大好きだから、木にくっついてるんだと思ってたら、
それだけじゃないことが最近わかりました。
オーストラリアとアメリカの動物研究チームがコアラの生態を調べた結果、
コアラが木にくっついている本当の理由は、「体を冷やすため」だそうです。
周囲の気温が高くなるほど、体をベターッと木にくっつけて、
木の枝に体温を吸収させるそう。“全身冷えピタ状態”にしてるわけよ。
その証拠に、チョー暑いときは、ユーカリよりもアカシアの木にくっつくんだって。
アカシアは、ユーカリみたいに食べられないのに。
アカシアの木は、ユーカリの木よりも約5℃〜7℃も冷たくて、
樹皮が厚くて熱を吸収しやすいし、大きな枝があるところはたいてい日陰なんだそうだ。
ちなみに、コアラは暑くなりすぎると死んじゃうらしいよ。
へぇーって感じでしょ。そうでもない!?
ま、体を冷やすためにしても、1日のほとんどを木の上で寝ていられるというのは、
怠け者の僕としてはちょっとうらやましくて
一度コアラになってみたいと思ってしまうわけで。。。
きょうからの3連休、台風が心配ですけど、みなさま、素敵な休日を!
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