「夏は牝馬」は本当!? ついでに「夏は芦毛」は!? [競馬]
競馬には格言がいろいろあって、夏競馬で昔からいわれてるのが「夏は牝馬が強い」。
コレって、本当なのかなぁ。いくつかのサイトを参考に、僕なりにまとめてみました。
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今年の7月以降に行われた平地の牡馬・牝馬混合重賞に牝馬が出走したのは11レース。
出走馬全167頭のうち、牝馬は36頭なのに、11レースのうち3レースに勝利し、2着3回。
これって、けっこうな活躍だよね。
今年以外はどうなのよ!? ということで、2010年から2014年の5年間の
平地の全レース(牝馬限定戦は除く)で性別ごとの連対率をみると、
牝馬&セン馬は年間を通じて変わらないけど、牝馬は8月を頂点に夏の成績が上がってる。
さらに特別レース、重賞レースの「牡馬&セン馬:牝馬」の連対率はスゴいよ。
特別レース・7月…「14.9%:15.0%」 8月…「14.1%:15.8%」。
重賞レース・7月…「11.6%:16.7%」 8月…「12.6%:14.6%」。
ぜーんぶ牝馬が、牡馬&セン馬を上回ってます。
連対率だけじゃなく、勝率・複勝率・回収率(単・複)の全項目で上昇してる。
逆に牡馬&セン馬の7、8月の成績は、他の月よりも少し下がってるわけで。
これらのデータから、牝馬が夏に活躍することがわかります。
ということは、「夏は牝馬」は本当でした!
夏に牝馬が強い理由はいくつかあって、たとえば下記。
*もともと我慢強く、精神的にタフ(人間と一緒!?)
*牝馬が得意な短距離レースが多い
*牝馬の発情期は春なので夏はおさまっている
*強い牡馬が休養している
*夏の牡馬は闘争心が弱く、きびしく調教しない
格言「夏は芦毛」について
また、「夏は芦毛」という格言もあるんだよね。
過去5年、芦毛の連対率は年間平均14.3%で、7〜9月の平均は14.5%。
ほんのわずか上がってるだけで、いつもとほとんど変わらない。
逆に日差しの影響を受けやすそうな黒鹿毛(くろかげ)、青鹿毛(あおかげ)は、
7〜9月の連対率が年間平均を上回ってます。
ということは、「夏は芦毛」は俗説でした!
芦毛はさ、年々白くなっていく傾向があるし、
夏の日差しの影響を受けなそうなイメージがあるからなんじゃないかな。
「夏は牝馬」で、当たり馬券をゲットしよーね。ひひーん!
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2015-08-20 04:10
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